BUSINESS
事業概要
PRODUCT DEVELOPMENT PROCESS
製品開発の進め方
当社では一貫した自社開発・生産体制を備えるとともに、部門や担当が密に情報共有と連携を図り、
順を追った漏れのない緻密な作業を行うことで、後戻りやロスの少ないスピーディーな製品開発を実現しています。
また、ラボから量産化(工業化)に至る各開発段階において、
ISO9001品質マネジメントシステムに基づく開発管理フローに則り、安定した高品質なモノづくりを実践しています。
STEP 01
ご意見・ご要望
お客様からのご意見やご要望からスタートする形で、市場動向(業界のニーズ)や文献調査の結果なども加味して、当社、営業と技術担当が密に連携を図りながら、開発テーマの探索や開発の方向性決めを行っていきます。まずは当社お問い合わせフォームから、またはお電話にてお気軽にお問い合わせください。
STEP 02
調査・企画・設計
お客様からのご依頼を元に、開発スケジュールの立案(開発計画書)や製品仕様の検討、製法の設計、評価方法の構築を行っていきます。並行して、「原料はあるか」「取扱物質の有害性や危険性は問題ないか」「法規制等への対応は必要か」「他社特許侵害の可能性はないか」などの周辺調査を進めながら、後工程で想定されるボトルネックを洗い出します。
(必要に応じ、原料ルートの確保、法規申請や特許出願など先んじて行います。)
(必要に応じ、原料ルートの確保、法規申請や特許出願など先んじて行います。)
STEP 03
実験・ラボ開発
上記開発計画書に基づいて実験を重ね、結果データの収集と分析・検証を行います。実験を行う上では、小スケールにおいて製法の最適化を図るとともに様々に条件を振りながら、予期せぬトラブルや不具合が生じないか子細に調べていきます。また、次の開発段階へとスムーズにつなぐため、スケールアップによる挙動変動の確認(変動の有無や振れ幅など)や、量産化(工業化)に向けた製造条件の設定を行っていきます。
STEP 04
パイロットプラント
技術開発と製造担当が強力にタッグを組み、試作前には関係者全員での綿密な打合せと安全面から危険予知会議を実施しています。パイロット設備においては、容量300~1500ℓのスケールの設備を長年の経験に基づく操作で巧みに操り、難易度の高いまたは細心の注意を要する複雑な工程にも都度対応しながら試作を進め、完成した試作品をお客様にご評価いただいています。その評価結果に基づき、さらなる製法の改善・改良を進めるとともに、原料面、設備面、安全面、品質面、コスト面など様々な観点から安定した生産と継続的な供給が可能か、社内のメンバーが一体となり、責任を持って精査し、個々対応していきます。
STEP 05
コマーシャルプラント
パイロット試作時に定めた製造条件や製法を量産化設備へとさらにスケールアップし、製造マニュアルや作業手順書に基づき製造いたします。一貫した自社開発・生産体制だからこそ、部門や担当を越えたスムーズな受け渡しが可能で、万が一のトラブルにも即対応が可能。お客様に安定した高品質な製品を生産、供給いたします。
受託生産について
これらの知見やノウハウ、特徴ある生産設備を活かし、機能性樹脂材料や染料顔料中間体等の受託生産も行っています。
詳しくはこちらよりお問い合わせください。