PRODUCT INFORMATION COLUMN
製品情報コラム
化管法(PRTR) 2023年改正 概要と対応
投稿日:2023/04/01
化管法(PRTR) 2023年改正に伴い、その概要と、弊社の対応についてお知らせします。
化審法2023年改正概要
化管法(特定化学物質の環境への排出量の把握等及び管理の改善の促進に関する法律、PRTR法)の一部を改正する政令が2021(令和3)年10月15日に閣議決定され、2023(令和5)年4⽉から対象物質が変わります。
▶参照
- 化学物質排出把握管理促進法の政令改正について (令和3年10月20日公布)(経産省Homepage)
- 対象物質一覧 (経産省Homepage)
改正後、新たに指定化学物質となる物質につきましても、化管法の規定による情報提供(SDS制度)が必要になります。
具体的には、GHS分類に則ったSDSに、指定化学物質名称、有効数字2桁の含有率、CAS RN、管理番号の記載が義務付けされます。(含有率について、範囲での表記の場合は、平均値や代表値などの具体的な数値の記載も必要)
▶参照
- 化管法SDS制度 作成・提供方法(経産省Homepage)
- 「化管法に基づくSDS・ラベル作成ガイド~事業者向けGHS分類ガイダンス・GHS混合物分類判定システム~」(経産省Homepage)
なお、指定化学物質の含有率が1wt%未満(特定第一種指定化学物質の場合は0.1wt%未満)の製品については、化管法SDS制度の対象外となります(化管法政令第5条、第6条)。
弊社対応について
上記改正により、2023年4月時点で、化管法(PRTR法)に該当する製品があります。
つきましては、化管法改正に伴い、新たに指定化学物質に追加された成分を含有する製品について、SDS、製品ラベルを改定いたしますこと、ご承知おきくださいますようお願い申し上げます。
*本記事は、記載内容を保証するものではありません。