堺化学工業株式会社
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製品情報コラム

チオール化合物の溶解性

投稿日:2022/08/18

ご使用いただく用途によって、チオールを溶媒に溶解させて使用する場合もあるかと思います。参考としまして、一般的な溶媒について、弊社チオール製品の溶解性をご紹介します。

チオール製品の溶解性

◎: Solved (50 wt%) ○: Solved (20 wt%) ×: Insoluble At room temp.

 

Product TMMP PEMP DPMP TEMPIC Multhiol Y-3 Multhiol Y-4
Water
Polyethylene Glycol 200 (PEG200)
Cyclohexane
Toluene
Methanol
Ethanol
2-propanol
Acetone
Acetonitrile
Methyl ethyl ketone (MEK)
Methyl isobutyl ketone (MIBK)
Tetrahydrofuran (THF)
Ethyl acetate
Butyl acetate
Chloroform
Propyleneglycol monomethyl ether (PGME)
propyleneglycol monomethyl ether acetate (PGMEA)

 

*値は全て代表値であり、保証するものではありません。

まとめ

弊社製品は化合物の末端に極性の高いチオール基を持つ構造ですので比較的高い極性を持つ要因がありますが、中心骨格が炭素骨格ですので本質的には低極性となりその結果化合物としては中程度の極性となります。よって極性の低い溶媒やモノマーには溶解せず、弱から中程度の溶媒やモノマーへ溶解します。また逆に水溶性もそのままではそれほど期待できません。

単純な条件での試験ですので、実際の溶解性はそれぞれの配合にてお試しください。

記載されていない製品、溶媒につきましては、適宜対応可能か検討いたしますので、下記よりお問い合わせください。

 

*本記事は、記載内容を保証するものではありません。

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